烏枢沙摩明王像 総高60cm 米桧 白木金線

    


三宝荒神

仏像彫刻原田謹刻 三宝荒神像(さんぽうこうじんぞう) 【三宝荒神】 日本特有の仏神。仏法僧の三宝を守護し、不浄や災難を除去する。火と竈の神として信仰され、かまど神として祭られることが多い。 【真言 ~ オン ケンバヤ ケンバヤ ソワカ】 三宝荒神は、神仏習合を背景としながら、日天の眷属である地震を司る神である「剣婆」(けんばや)と同一視された。「剣婆」はサンスクリット語のKampa(地震波)を語源に持つ。 【綾子~あやつこ】 子供の「お宮参り」の時に、鍋墨(なべずみ)や紅などで、額に「×」、「犬」と書くこと言う。魔よけの印で、イヌの子は良く育つということに由来するとされ、全国的にでは無いが、地方によって行われる所がある。古文献によると、この「あやつこ(綾子)」は紅で書いたとある、だが紅は都の上流階級でのみ使われたことから、一般の庶民は「すみ」、それも「なべずみ」で書くのが決まりであったという。この「なべずみ」を額に付けることは、家の神としての荒神の庇護を受けていることの印であった。東北地方で、この印を書くことを「やすこ」を書くと言う。宮参りのみでなく、神事に参列する稚児が同様の印を付ける例がある。「あやつこ(綾子)」を付けたものは、神の保護を受けたものであることを明示し、それに触れることを禁じたのであった。のちには子供の事故防止のおまじないとして汎用されている。

仏像彫刻原田謹刻 三宝荒神像(さんぽうこうじんぞう)
【三宝荒神】
日本特有の仏神。仏法僧の三宝を守護し、不浄や災難を除去する。火と竈の神として信仰され、かまど神として祭られることが多い。
【真言 ~ オン ケンバヤ ケンバヤ ソワカ】
三宝荒神は、神仏習合を背景としながら、日天の眷属である地震を司る神である「剣婆」(けんばや)と同一視された。「剣婆」はサンスクリット語のKampa(地震波)を語源に持つ。
【綾子~あやつこ】
子供の「お宮参り」の時に、鍋墨(なべずみ)や紅などで、額に「×」、「犬」と書くこと言う。魔よけの印で、イヌの子は良く育つということに由来するとされ、全国的にでは無いが、地方によって行われる所がある。古文献によると、この「あやつこ(綾子)」は紅で書いたとある、だが紅は都の上流階級でのみ使われたことから、一般の庶民は「すみ」、それも「なべずみ」で書くのが決まりであったという。この「なべずみ」を額に付けることは、家の神としての荒神の庇護を受けていることの印であった。東北地方で、この印を書くことを「やすこ」を書くと言う。宮参りのみでなく、神事に参列する稚児が同様の印を付ける例がある。「あやつこ(綾子)」を付けたものは、神の保護を受けたものであることを明示し、それに触れることを禁じたのであった。のちには子供の事故防止のおまじないとして汎用されている。


烏枢沙摩明王

仏像彫刻原田謹刻 烏枢沙摩明王像(うすさまみょうおうぞう) 【烏枢沙摩明王】 人間界と仏の世界を隔てる天界の「火生三昧」(かしょうざんまい)と呼ばれる炎の世界に住し、人間界の煩悩が仏の世界へ波及しないよう聖なる炎によって煩悩や欲望を焼き尽くす反面、仏の教えを素直に信じない民衆を何としても救わんとする慈悲の怒りを以て人々を目覚めさせようとする明王である。古代インド神話において元の名を「ウッチュシュマ」、或いは「アグニ」と呼ばれた炎の神であり、「この世の一切の汚れを焼き尽くす」功徳を持ち、仏教に包括された後も「烈火で不浄を清浄と化す」神力を持つことから、心の浄化はもとより日々の生活のあらゆる現実的な不浄を清める功徳があるとする。意訳から「不浄潔金剛」や「火頭金剛」とも呼ばれた。現在でも寺院の東司で祀られている。

仏像彫刻原田謹刻 烏枢沙摩明王像(うすさまみょうおうぞう)
【烏枢沙摩明王】
人間界と仏の世界を隔てる天界の「火生三昧」(かしょうざんまい)と呼ばれる炎の世界に住し、人間界の煩悩が仏の世界へ波及しないよう聖なる炎によって煩悩や欲望を焼き尽くす反面、仏の教えを素直に信じない民衆を何としても救わんとする慈悲の怒りを以て人々を目覚めさせようとする明王である。古代インド神話において元の名を「ウッチュシュマ」、或いは「アグニ」と呼ばれた炎の神であり、「この世の一切の汚れを焼き尽くす」功徳を持ち、仏教に包括された後も「烈火で不浄を清浄と化す」神力を持つことから、心の浄化はもとより日々の生活のあらゆる現実的な不浄を清める功徳があるとする。意訳から「不浄潔金剛」や「火頭金剛」とも呼ばれた。現在でも寺院の東司で祀られている。


烏枢沙摩明王像 米桧 総高90cm




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