三宝荒神

仏像彫刻原田謹刻 三宝荒神像(さんぽうこうじんぞう) 【三宝荒神】 日本特有の仏神。仏法僧の三宝を守護し、不浄や災難を除去する。火と竈の神として信仰され、かまど神として祭られることが多い。 【真言 ~ オン ケンバヤ ケンバヤ ソワカ】 三宝荒神は、神仏習合を背景としながら、日天の眷属である地震を司る神である「剣婆」(けんばや)と同一視された。「剣婆」はサンスクリット語のKampa(地震波)を語源に持つ。 【綾子~あやつこ】 子供の「お宮参り」の時に、鍋墨(なべずみ)や紅などで、額に「×」、「犬」と書くこと言う。魔よけの印で、イヌの子は良く育つということに由来するとされ、全国的にでは無いが、地方によって行われる所がある。古文献によると、この「あやつこ(綾子)」は紅で書いたとある、だが紅は都の上流階級でのみ使われたことから、一般の庶民は「すみ」、それも「なべずみ」で書くのが決まりであったという。この「なべずみ」を額に付けることは、家の神としての荒神の庇護を受けていることの印であった。東北地方で、この印を書くことを「やすこ」を書くと言う。宮参りのみでなく、神事に参列する稚児が同様の印を付ける例がある。「あやつこ(綾子)」を付けたものは、神の保護を受けたものであることを明示し、それに触れることを禁じたのであった。のちには子供の事故防止のおまじないとして汎用されている。

仏像彫刻原田謹刻 三宝荒神像(さんぽうこうじんぞう)
【三宝荒神】
日本特有の仏神。仏法僧の三宝を守護し、不浄や災難を除去する。火と竈の神として信仰され、かまど神として祭られることが多い。
【真言 ~ オン ケンバヤ ケンバヤ ソワカ】
三宝荒神は、神仏習合を背景としながら、日天の眷属である地震を司る神である「剣婆」(けんばや)と同一視された。「剣婆」はサンスクリット語のKampa(地震波)を語源に持つ。
【綾子~あやつこ】
子供の「お宮参り」の時に、鍋墨(なべずみ)や紅などで、額に「×」、「犬」と書くこと言う。魔よけの印で、イヌの子は良く育つということに由来するとされ、全国的にでは無いが、地方によって行われる所がある。古文献によると、この「あやつこ(綾子)」は紅で書いたとある、だが紅は都の上流階級でのみ使われたことから、一般の庶民は「すみ」、それも「なべずみ」で書くのが決まりであったという。この「なべずみ」を額に付けることは、家の神としての荒神の庇護を受けていることの印であった。東北地方で、この印を書くことを「やすこ」を書くと言う。宮参りのみでなく、神事に参列する稚児が同様の印を付ける例がある。「あやつこ(綾子)」を付けたものは、神の保護を受けたものであることを明示し、それに触れることを禁じたのであった。のちには子供の事故防止のおまじないとして汎用されている。


三宝荒神像 米桧

三宝荒神像



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